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カーボンニュートラル推進

政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル(以降CNと略す)を⽬指すことを宣⾔しました。現在国を挙げてCN実現に向けた取り組みをスタートさせていますが、本学においても2022年10⽉に「カーボンニュートラル推進本部」が設⽴され、教育・研究・施設など全学を挙げて取り組む計画を学⻑主導のもと進めています。
SDGs推進室では、CN推進プロジェクトを2022年4⽉に設置しました。本プロジェクトでは、全学におけるCN関連の研究を取りまとめ、CN関連技術の知的アセットを創出し価値化する仕組みを構築していきます。

CNを実現するには、カーボン排出を抑えるだけでなく、すでにあるカーボンを吸収し減らす必要があります。また、CN実現のための最適なポートフォリオを組むためには、政策的な研究が不可⽋です。本プロジェクトでは、政策研究によってCN関連技術の知的アセットの価値評価を試み、CNレベルを可視化します。また、⼈材育成を通じて次世代に貢献するとともに、知的アセットの価値化では社会と連携した取り組みを⾏い、CN実現に向けて三位⼀体的な取り組みを展開します。




1.使わない(省エネルギー)

電気、ガス、⽯油などカーボン排出を伴うエネルギーの利⽤を抑える



2.作らない(カーボンフリー・カーボンリサイクル)

太陽光、⾵⼒、⽔⼒、バイオマスなどの再⽣可能エネルギーによってカーボン排出を抑える



3.減らす(カーボンネガティブ)

排出されたカーボンを吸収(固定)する



4. 政策・⼈材育成

CN実現に向けた最適なポートフォリオ組成のための政策やシステムを提案するとともに、
次世代を担う⼈材を育成する




carbon-neutral



5.社会共創

企業や自治体など、社会と連携して知的アセットを創出し、価値化をはかる




カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション

神戸大学は、「カーボンニュートラルに貢献する大学等コアリション」(CNコアリション)に参加しています。同コアリションは、文部科学省、経済産業省および環境省による先導のもと、カーボン・ニュートラルに向けた積極的な取組を行っている、または取組の強化を検討する大学等による情報共有や発信等の場として令和3年7月29日に発足しました。
神戸大学は、CNコアリションに設けられた5つのワーキンググループ(WG)のうち、地域ゼロカーボンWGイノベーションWGに参画しており、令和5年9月7日に開催されたCNコアリション総会において、早稲田大学・福井大学とともにイノベーションWGの新たな幹事機関となりました。




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