取り組み事例

発展途上国における紛争、社会再建と貧困削減

2019/01/08/Tue

   
 
山﨑 幸治(社会システムイノベーションセンター・教授・センター長)

紛争の長期的影響と紛争後の社会再建・貧困削減を促す方策を探る

社会システムイノベーションセンターにおける本研究プロジェクトは、発展途上国における貧困と脆弱性に大きな影響を与えている紛争や難民に焦点を当て、紛争の原因、紛争が人々の厚生水準に与える長期的な影響、そして紛争後の社会再建と貧困削減を促す要因について、経済学と政治学の分野を融合した共同研究を行い、紛争後の社会再建と貧困削減を促す方策について政策的含意を導くことを目的とする。具体的には、フィリピン、カンボジア、スリランカ、ネパールなどのアジアの国々を中心として紛争の原因と影響に関する分析を、市場や制度の機能に着目して実証的に分析することで、紛争の終結を早め、その後の再建を促す政策や制度の在り方に関する具体的な提言を導くことを目指す。

  

スリランカ・パイロット調査の風景(1)

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スリランカ・パイロット調査の風景(2)

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