ニュース

サステナブル都市研究会 第3回交流会(ホワイト部会) 開催報告

2026/01/22/Thu

神戸大学SDGs推進室を中心に、民間企業および自治体が連携して取り組む「サステナブル都市研究会」の第3回交流会が、都市や街を対象とする「ホワイトカーボン」をテーマとしたホワイト部会を中心に開催されました。

本交流会では、神戸三宮駅周辺の都市再開発やEVを活用したエネルギーマネジメント、学生団体Sea.vicと連携した地域防災の推進を主要テーマとして、産学官の多様な関係者による意見交換が行われました。
当日は、神戸大学関係者をはじめ、民間企業、自治体、学生など、多様な分野から計31名が参加しました。

■都市再開発・脱炭素・防災を横断した取り組み紹介

はじめに、神戸大学大学院工学研究科 建築学専攻の槻橋先生より、神戸三宮駅周辺再開発プロジェクトの最新動向について報告がありました。図書館・文化ホールの整備、JR駅ビルの改修、バスターミナル整備などの大規模再開発計画に加え、エリアマネジメントが実装段階へと移行している状況が共有されました。あわせて、東日本大震災の記憶をデジタル化し後世に伝える「記憶のデジタルツイン」の取り組みについても紹介されました。

続いて、EVを蓄電池として活用するエネルギーマネジメントシステムや、太陽光発電と連携した脱炭素の取り組みが紹介されました。
また、脱炭素の取り組みを「知る・はかる・減らす・継続する」というプロセスで支援するプログラムについての報告が行われました。

さらに、学生と連携した地域防災の実践や、地域拠点を活用した脱炭素および防災の取り組みについても発表があり、脱炭素と防災を一体的に捉えた実践事例が共有されました。

•    日産自動車株式会社
•    東京海上日動火災保険株式会社
•    三井住友海上火災保険株式会社・学生団体Sea.vic
•    株式会社ローソン

交流会の後半では、若者と連携した地域防災や避難所運営の改善、地域コミュニティの防災拠点化に向けた具体的な提案がなされ、産学官および学生が一体となった意見交換が行われました。

本交流会は、都市再開発、脱炭素、防災を横断的に捉え、神戸のまちを舞台に持続可能な社会の実装を考える貴重な機会となりました。分野を超えた実践的な知見の共有を通じて、今後の連携と共創に向けた重要な一歩となる交流会となりました。

また、交流会終了後には、参加者同士の新たな連携や協働に向けた相談が複数寄せられるなど、本交流会をきっかけとしたネットワークの広がりも生まれつつあります。今後、分野や立場を超えた共創の動きが具体化し、神戸のまちをフィールドとした新たな取り組みへと発展していくことが期待されます。

SDGsの目標