取組事例

衛星画像による農地土地利用情報の作成

  • 飢餓をゼロに

長野 宇規(大学院農学研究科・准教授)

現在日本の農山村地域は農業の低迷と農業人口減少に直面し、急峻で狭小な農地では耕作放棄が急速に進行します。日本では農地利用変化の実態は5年に1回行われる全戸アンケート形式の農業センサスによって調査されていますが、適切な対策のためには毎年の土地利用変化を広域で把握することが必要です。そこで当研究室では無料で公開されている中解像度の衛星画像を用いて低コストで広域の農地土地利用判別を可能にする技術を開発しています。現在は広さ15a程度の農地までは水田と非水田の正確な判別が可能で、さらに転作畑や耕作放棄地を正確に判別することを目指しています。実現すると自治体の農政コスト削減と戦略策定に貢献します。