取組事例

人流・気流センサを用いた屋外への開放部を持つ空間の空調制御手法の開発・実証

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を

神戸大学
日建設計総合研究所
創発システム研究所
神戸地下街

AI が地下街全体の人の行動を予測、気流制御で冷暖房消費を大幅削減

神戸の都心、三宮の地下街「さんちか」は日平均15万人が往来しており、複数の屋外への開放部を有するため、扉による物理的な閉鎖が困難で、空調への外気負荷の影響が大きな施設です。本開発技術は、センシングデータを基にAIを援用して、人流(人の分布等)や温湿度を予測し、ブロック単位で気流(空気の流れや、外気量、温湿度等)を制御することによる、計測・予測・結果の一連の分析から最適な運用計画を導き出す空調制御手法であり、快適性を確保した上で、空調消費エネルギーの50%削減を目的としています。屋外の風の強さに応じて出入口付近の風量を制御(正圧化)し空気の流入を防止します。空調負荷を処理するタイミングを調節し、熱源を常に高効率運転します。ここで開発した空調制御手法が他の屋外開放部を持つ空間(地下街、駅、空港、大空間等)へ適用可能になるように汎用化を目指しています。